米軍のフライトジャケットはその形の美しさの為、ミリタリーマニアからアメカジ好きまで高い評価を受けています。そのフライトジャケットを究極なまでに再現したのがバズリクソンのフライトジャケットです。このN-3Bは数あるナイロンジャケットの中でも最も暖かいモデルと言われています。本来はアラスカ等のヘビーゾーン用ジャケットで、寒冷地での機能性を追求した究極のミリタリージャケットです。タイプN-3Bは、それまで採用されていたN-3Aのエアフォースブルーからセージグリーンへとボディーカラーが変わると同時にナイロン素材の組織自体も変更されました。2/2ヘビーナイロンツイルの肉厚のボディーは防風効果抜群で、インターライニングにはコットン・ウールパイルを使っています。フードはアクリルボア＆コヨーテトリムです。高い位置のポケットはハンドウォーマーとして使えるように、内側にウールを張り付けています。その他にもディテールに幾つかの改良点が見られ、袖口に付けられていたリブは外気をより遮断できるように袖口の内側に設置されました。また、ウエストの外側に付いていたアジャスターコードは内側に移動され、フロントのウインドフラップは着席時でも窮屈にならないよう短く変更されています。
アルバート・ターナー社はN-3Bのコントラクターとして軍に3度もの納入を果たしていますが、オーダーナンバーAF33-（602）8145は、1957年に製造された2度目の納入モデルです。
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