軍のコントラクターとしても活躍していたセイラー・モク・プロダクツ社が1930年代後期〜40年代中期頃に手がけたオーバーオールを復刻。素材にはジャケットと同じく絣素材が基となったデザインで作られたパラカチェックが使われています。その昔、ハワイのレイルローダーは厚手のパイナップル・ツイードのワークウェアを着用していることが多く見られます。畑での作業を任された者たちとは違い、比較的薄手の生地を使用したオーバーオールは、質実剛健を大前提として製作をされていたハワイのワークウェアの中では非常に珍しい存在です。
しっかりとした頑丈なパラカ生地を使用した100%コットン素材で、パラカ(PALAKA)とはハワイ語で格子を意味し、紺と朱などが入り混じった独特の色合いが独特な存在感を演出します。
旧式の力織機で織り上げることで、ざっくりとした強いハリ感を生み出しており、洗濯や着用を繰り返す事によって、独特な表情と雰囲気の変化が出てきます。
☆ちょいと小話☆
ハワイに渡った日系移民の多くは農園での労働に従事し、その中で彼らが必要としたのが丈夫なワークウエアでした。
やがて移民労働者の数が増加すると、多くの需要に応えるべくメーカーが誕生します。
それが1922年創業のハワイ・クロージング・マニュファクチャリング社。ハワイ最初の衣料品メーカーです。
同社は1932年に社名をセイラ―・モク・プロダクツへと変更し、主に労働者向けのパラカジャケットやオーバーオールなどの製造を行っていました。
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